30代・40代の婚活相談の中で、ときどき見かけるのが
「今付き合っている人をキープしたまま婚活を始める」というケースです。
交際相手には結婚する気がなく、それでも別れきれずに婚活をスタートする。
しかし、この状態で婚活がうまくいくことはほとんどありません。
交際相手をキープしたまま進める婚活は、想像以上に難易度が高いんです。
キープは“保険”ではなく婚活のブレーキ
キープは一見“保険”のように感じますが、実際には逆効果。
思い出のある相手と、出会ったばかりで条件の良い相手を同時に見ることで、「あの人はこうだった」「この人はこういうタイプ」と比較ばかりが増えていきます。
本来、結婚の意思がある相手に向き合うべきなのに、気持ちが分散し、真剣に婚活や結婚を考えられなくなってしまいます。
本気の結婚には“心の整理”が必要
恋愛と結婚は違います。
結婚は新しい家庭を築き、人生を共に歩むパートナーを選ぶこと。だからこそ、今の関係を続けたまま本気の婚活をすることはできません。
婚活がうまくいかない原因の多くは「心の整理ができていない」こと。まずは自分が“結婚したい状態”に整っているかを見直し、心のスペースを空けることが、30代・40代の婚活成功への第一歩です。

